アファメーションを聞いた時の違和感
ポジティブな言葉を検索していく中でアファメーションと言う考え方に出会いました。
アファメーションの中には自分を信じるとか、必ずできる、良い自分になっていくなどのポジティブな言葉がたくさんありました。
聞いていると、勇気が湧いてきます。
信念に基づいて行動し、新しい自分を作り上げていく、その考え方は理解できました。
ただ数点疑問だったことがあります。
それは自分の命は病気を治せる治癒力を持っていると言うアファメーションについてです。
どんな動植物も必ず老化して死にます。
しかしアファメーションにおいては、病気を克服できる。自分に解決できない問題は無いと言うのです。
また、良いことばかりが起きる。と言う考え方も疑問に思いました。
今まで仏教について調べてきた中で、人生は苦しみであるとか、死から逃れることができない、と言う考え方を持っていた私はアファメーションの言葉に引っかかったのだと思います。
禍福はあざなえる縄のごとしと言う考え方も持っていたので、良いことと悪い事は同じ位の比率で起きるのではないかと思っていました。
このようにアファメーションの言葉によって、自分の潜在意識を再確認することができました。
この経験は私にとって貴重なものでした。
どのような考え方を持つにせよ、私は人生を楽しむと決めているので、アファメーションの言葉の方が自分にとって都合が良いのかもしれません。
どのような心持ちで人生を過ごすのか。もちろん明るい気持ちで人生を全うしたいと思います。
必要のないネガティブな囚われを捨てて、明るい気持ちで行動できるようになりたいものです。