解脱ブログ

働くアラフォーマザーが全力で解脱してみた

一生役立つブッダの育児マニュアル

慈しみの心について調べようと言っていました。

慈しむといえば、自分より弱い存在を大切に扱う感じなのかな?と、子どもをイメージしました。

 

子育ての本は、「子育てハッピーアドバイス」のシリーズや、「子どもの話にどんな返事をしていますか?」など少しですが読んできました。

仏教の育児本は初めてなので楽しみです。

 

ーーーーメモーーーーーー

 

そもそも人生の目的とは何か

親が子育ての情報や流行りに踊らされて、子どもを被害者にしない。

 

人生の目的

=気持ちよく、楽しく、気軽に、余裕をもって、リラックスして、笑いながら、笑顔で死ぬまで生きること

 

世間的な成功があっても当人の心が病んでいたら、幸せとは言えない。苦しみながら生きるのは、無知だから。

 

何の仕事についてもいい。心を落ち着かせて、穏やかに、余裕をもって自分の責任を果たせる人間になりなさい。

 

親は子どもにとって最初の教師。

どのように言えばこの子が分かるか、と考えることを習慣にして教えていけば良い親になれる。

 

子育ては動物から学べ

縄張りや獲物の取り方を教えてから出て行かせる。

群れで生きる動物も、群れの一員として接する。

親に命令され続けるのは苦痛。自分で選んだ道で苦労するなら耐えられる。

地球の一員である。地球にいかされているのだから、地球の人に、生き物に果たすべき役割がある。

 

子どもとは大学である。

親に難しい研究課題を出してくる。

 

子どもの性格を見極める。

寝起きの様子が基本的な性格。

基本的な性格を見抜いて良い方へ導いてあげる。

 

道徳、慈しみで育てる。

論理的に教える。

おもしろさや楽しみの中で教える。

子どもの論理もある。

 

悪いことをしたら、擁護せず、その責任を引き受けさせる。

結論、親の仕事は子どもの人格を形成すること

 

吉祥経

悪い性格の人と付き合わない(親が見本になる)

善い人と仲良くする(道徳的な人と)

尊敬に値する人を尊敬する(親のおかげで養ってもらってる、祖父母のおかげで色んな知恵を授かれる。大人がやってみせる。だらしない人の言う事は聞かなくて良い)

悪い事をするとどこに行っても安心できない。

住む環境は選ぶこと

いっときの感情で行動しない

勉強しつづけること

道徳心をもつこと

言葉を管理すること

両親を養う

家族に感謝して守る

罪を犯さず酒を慎む

いばらず、おごらず、謙虚に

得た物で満足する

法をきき、真理を得る

涅槃の体得

→人生のプログラム終了

 

親の役目、子の役目

六法礼経

子から親へ

養う、引き継ぐ、慣習を守る、財産の管理、供養

親から子へ

悪い行為しない、いい行いする子に育てる、教育、結婚相手、財産を譲る

 

これを守れば、親子間でのトラブルは避けられる。

 

 

お釈迦様から息子へのメッセージのエピソード(この本の要点?)

 

「五欲(眼耳鼻舌身)の対象を捨て去ること。

静かなところで暮らし、飲食の量を知ること。

私のもの、と執着しないこと。

戒律、眼耳鼻舌身意に気をつけること。

美しいものへの愛着をやめ、不浄を観察して心を統一すること。

慢心を滅ぼすこと。

→つまり

欲張ってはいけない、欲張るのをやめて苦しみを終わらせなさい。ということ。」

 

以下子どもからの質問への返答

●何のために生まれてきたのか?

生まれてきたことには意味はない。

やらなくてはならないことを、すべき時にできたら生きる。できなければ死ぬ。それだけのこと。

楽しみ(誘惑)のためにがんばる。

希望通りに、生きたい。

希望通りにならないから、自殺する。

何のために、ではなく、どのように生きたら良いかを大切に。

 

今やるべきことに集中する。

怠けや後回しにすると自分が苦しむ。後悔する。

やりたい事の中から優先順位をつけて今やる。

知恵がつくようになる。

 

なぜ嫌な事をがんばれるか?

後から楽しみが待ってるから。(健康でいたいからワクチンを我慢してうつ)

何一つ「やりたくない」ではなく「どうせなら楽しもう」という心で。

「仕事嫌だな」じゃなくて「そんなのどこ吹く風だ。自分は家族を養ってる。渋い生き方だ。」と。

やりたくない、はワガママ。

逃げるから不幸になる。立ち向かって楽しむ。

 

周りの人も楽しませる。

簡単に人を虐める人は自分の人生に納得がいってないただの弱虫。愚か者。

人の役に立つように、楽しませるように、自分も楽しんで。

お母さんは子どもが危険に遭わないよう必死。だから怒る。間違いを直させる。恥をかかないように教える。

 

お父さんもお母さんと同じくらい子育てには大切。2人で協力し、バランスをとり、補い合って子育てされると、子どもの心には両親揃っている。幸福な子になる。

 

親の面倒を、遠いからとさぼっていると、努力が割に合わなくなったり、子育てがうまくいかなかったりする。恩知らずなことをしない。

 

●人はなぜ笑う?

苦しみを和らげるために笑うのかも。

予想と違うことが来たら笑う

予想通りのことが来たら笑う

残忍な笑い(人を見下して冷酷に笑う人は動物以下なので、諭しても話が通じないこともある)

人のよろこびを見て共に笑う←素晴らしい笑い

 

●なぜ泣く?

思い通りに行かなくて嫌だから。怒りの感情。

ペットが死んで泣く←優しさではない。

怒りに囚われて泣いてる。心にも身体にも良くない。

感動の涙。乗り越えて、喜びの涙は良い。

出どころの感情が白いか黒いか。

 

●お金

❌お金が欲しい

⭕️良い人、優しい人になりたい。自分も楽しんで、人も楽しませながら生きてみたい。人の役に立つ人間になりたい。

こんな人がお金で苦労しない。

 

●何を勉強すればいいか

嫌だと思って勉強しても身につかない。高校になったら苦労しなくても楽しくできる勉強の道に進めば良い。悪い人間がいくら勉強しても何の役にも立たない。良い人間であることが前提。

 

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親が良い人間で、困難に立ち向かって、人を幸せにしようとしていれば、子どもはそう変なことにはならないのかな。と感じました。

 

今は亡き私の祖母は「普段から良いことを積み重ねなさい。その場ではすぐに自分に良いことが返ってくるわけじゃない。でも、例えば吊り橋を渡ってる時切れたら、ぎりぎりで助かる。助からない人が悪いわけじゃないけど、良いことの積み重ねがどこで返ってくるかは、自分には分からないと思って積み重ねなさい。」と言ってたのを思い出しました。

 

父も今は亡くなりましたが、小1のとき、苦手な子がいると話したら「今その子から逃げても、また同じような状況で苦しむ。どこにでもそういう人はおるけん。」と、それだけ言われたのを思い出しました。

 

その時は、助けてほしいと思ったけど、その一年後に父が亡くなって、「この苦しみから逃げても、また大事な人が死ぬし、人間はいつか死ぬ。自分もいつか死ぬ。」そう思うようになり、どうやって生きるか考えるようになったことを思い出しました。

 

慈しみとは、自分より弱いとかは関係なく、全ての生き物の立場を知って、明るい心で接することなのかな。と感じました。

大切にする、というか、感謝することや生きる術を教えること?うまくまとめられません。

 

はっきりと、これ!というものは分からなかったのですが

自分が良い人間であるように、逃げずに楽しんで目の前のことに向かっていこうと思いました。