解脱ブログ

働くアラフォーマザーが全力で解脱してみた

掃除をするぞ!

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部屋の中を片付けるのが好きです。

上の写真のような整った空間を見ると、気持ちも整うような感じがします。

一方で、部屋や家が散らかり始めると「はぁ…」と、苦しみが生まれはじめます。

人の部屋や、職場の人の机が多少散らかっているのは全然気になりません。その人らしさが表れていて、それもいいなと思えます。

それが自分の机、部屋、家となると、とたんに苦しいのです。自我がここでも苦しみをうんでいます。

 

そもそも自我は、なんでこんなに部屋が汚いことを嫌うんだろう。

段階をおって、自分の中の思い込みを探ることにします。

部屋を掃除する前に、頭の中のゴミを掃除したほうが良さそうです。

 

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・トリガー「部屋が汚い」

・感情「掃除しなければという焦り30自分の領域を汚された悲しさ50危険なものが潜んでいそうな恐怖20」の割合かな…

・思考「自分の領域が侵害されたことによる恐怖に近い。」

・体の反応「脱力感。頭痛。視線のやりどころのない感じ」

・悪法の仮定「完璧(綺麗な部屋でないとリラックスできない)自己犠牲(自分が片付けた方が早い)」

・悪法の起源「食後の食器の片付けや部屋の片付けを自分でするのが当たり前、出しっぱなし、付けっ放し、開けっぱなしは絶対にダメ。と繰り返し厳しく言われて育った」

・悪法の機能「実家や一人暮らしで、自分の部屋があった頃、自分の部屋を綺麗に保つことや、出しっぱなしにしないことで物を大切に扱って長持ちさせることができた。衛生的、経済的だと感じていた。」

・現実思考「家庭をもった今、リビングなどは共有物であり、みんなが使う場所を自分の部屋のように感じる必要はない。」

・代理行動「みんなが片付けられるよう、機能的にすると良い。自分が片付けなくても、子どもでも片付けられるようにすると良いのではないか。」

 

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なるほど。部屋が汚いのが問題なのではなく、自分のテリトリーの範囲を誤解していたことが苦しみなのかもしれません。

 

悪法日記を使うようになってから、ちょっとモヤモヤした事を整理して、次の行動につなげられるようになってきました。

降伏するプロセスまでは至れていないので、まだまだ人間の小ささを感じています。。

 

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問題を特定できたので

解決のために、今できること。

 

・寝る前に全員で片付けの時間を作る。アレクサに「片付けを始めましょう」とアラームしてもらう。

→これはすぐ取り入れられ、効果的でした。5分程度でリビングが片付きました。「片付けると、気持ちいいね。2人が手伝ってくれたから、すごく早く終わって、ママ嬉しいよ。明日の朝も、気持ちよく起きられるね!」とラベリング。

娘も「今までやらないと、と思ってたけど出来なかったの」と申し訳なさそうに、胸の内を話してくれた。

「片付けなさい!」と一喝したら出来るようになる優秀な子どももいるようですが、娘たちは「怖かった」という事しか頭に残らず、行動につながらないので、多少遠回りに見えても確実に行動できる言い方を選ぶようにしています。

夫は娘たちに強く育ってほしいと思っているところがあるので、「さっさとお皿片付けて。前にも言ったよね!?」と突き放すような言い方や、あえて強い言い方で注意することが多いです。

世の中は優しい人ばかりでないことや、理不尽な扱いを受けることもたくさんある。そんな時にどうやって自分の心を自分で支えるか。それが生きていくためには大切だ、という話を前に夫から聞きました。なるほどなぁ、それも分かるなぁ、と思いながら聞きました。

ただ、良質なインプットがあってこそ、アウトプットがあります。

心の支え方を母親が提示(インプット)しながら、父親の関わり方を受け止めたら受け流したりしてくれたらいいな。変なインプットをしないよう、私も勉強し続けようと思います。

 

・玄関に鞄を置くための収納を。移動の動線上で片付けられるようにする。

→これも効果的でした。部屋の色んなところに散らばっていた鞄を、ドア横のスツールに収納することで、朝に「鞄は!?」となる時間が無くなりました。

 

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これからやりたいこと。

 

・どこかに「自分の場所」と言える安心できる空間を作る。

 

・ロフトを風邪の時の看病部屋として整える。

 

・おもちゃ収納をリビングに。

 

このくらいの解決策が思いつきました。夫は家具の配置が変わることに不安感を持つので、事前にプレゼンが必要です。家は夫のテリトリーでもあります。私が散らかされるのが嫌なように、夫もまた嫌なのです。さてどう話そうかなぁ。人と暮らすって事は、おもしろいなあ。