ゼロから教えてビジネスマナー
今回はビジネスマナーの本を読みました。
マナーに関しては、その都度ネットで検索しながらその場しのぎのようになっていた私。
タイトル「ゼロから教えてビジネスマナー」を見て、改めて確認したいと思いました。
特にこれといって大恥をかくほどの経験は無かったのですが、それも自分の単なる無神経さや鈍感さから来ている感覚かも?と、ふと思うようになりました。
今の職場はとても温かい人が多く、こんな私でも心を開いて、少しずつリラックスして仕事をしてもいいのかな…と思えるようになったのですが。
やっぱり仕事は仕事。一緒に働く仲間には伝わる形での敬意を示して、気持ちよく仕事をしたいなぁと。
気を引き締めるよう、自戒していきたいです。
ただ、やりすぎても親しみが無くなるし、ちょうど良さを身につけるのは時間がかかりそうです。
人から良く思われたい、というよりも、こんな歳になっても社会人としてのマナーが身についていない自分が恥ずかしいという気持ちから。
どんな姿勢で仕事をしていくか、本を読みながら、今後気をつけたい部分をメモしていきます。
ーーーーメモーーーーー
○学生と社会人の違い
受動的か能動的か
個人かチームか
拘束時間の長さ
人間関係が横か縦か
自己責任かチームに迷惑かかるか
テストでの評価か日常の仕事か
評価者が教師か上司、客か
作業=言われたことを時間通りこなす=バイト
仕事=作業+αの働きをする(何のためにこの仕事をするのか理解してそのために自分ができることをする)=社会人
仕事=成長できる場、能力を発揮する場、自己表現の場として捉える
五つの意識
顧客意識(お客様の期待に応える)
原価意識(備品を大切に、勤務時間を有効に)
協力意識(チームワーク、マナー、ルール)
安全意識(健康管理、機密取扱)
改善意識(より正しく、より効率的になど)+αの部分
見た人のための清潔感が大切
かかとを付けてたつ
顎が上がらないように
○相談の流れ
相手の都合を聞く「○○の件でお時間5分ほど…」
状況説明
自分の意見「○○はどうかと…どうでしょうか」
アドバイスを頂く
報告「結果は…でした。ありがとうございました。」
メモをとりながら話を聞く
5w3h
what.who.when.why.where
howto.howmuch.howmany
○話す順序
結論(こうしようと考えてます)
理由(なぜなら一つめの理由は、二つめは…)
例(過去にはこんな例があり…)
結論(ですから、こうしようと考えました)
お辞儀=頭を差し出す
握手=利き手を差し出す
弱みを相手に委ねることで敬意を表している
名刺は訪問者から出す
相手より自分の方が立場が下の場合、自分から出す
複数で訪問したときは上の役職の者から出す
名刺は立ってもらう
○取次の仕方
挨拶
相手の名前や役職の確認
アポイントの有無の確認
担当者に連絡、指示をあおぐ
指示に従って応対する
斜め前を歩きご案内する「こちらでございます。」「二階です。」
部屋では入口近くが下座
エレベーターは計器板の前
↑緊張すると忘れがち…
本日はご足労頂きありがとうございました。
気をつけてお帰りください。
○アポの取り方
面談の目的や時間を伝える
候補日をあげて選んで頂く
同行人の役職や人数伝える
2、3日前にアポの確認電話をする
○訪問時
本日はお忙しい中、お時間を頂きましてありがとうございます。○○と申します。
鞄は足元に置く、椅子に置かない。
本日はお忙しい中ありがとうございました。
すすめられない限りお茶は飲まない
基本的に自分が左に立つ。下座なので。
場合によっては相手の快適さを重視する。
○電話対応
コール3回で「はい、(会社名)です」
伝言メモは相手に必ず復唱。
○○様へ
何時何分 ○○様より
要件
○○花子受
折り返しの場合電話番号も確認することも
メモを置いたら相手に一声かける
置きっぱなしはダメ
○かけるとき
「こんにちは。○○の…です。いつもお世話になっております。
…の件でお電話させて頂きました。お時間よろしいでしょうか?」「お忙しい中ありがとうございました。失礼いたします。」
かけた方から先に切るのがマナー
○ドリームマップ四つの視点
その仕事が達成できたら…
社会への貢献(どんな社会になっているか)
他者への貢献(人に何をしてあげたいか)
自己物質(何を持っていたいか)
自己精神(生活や特技、人格や趣味)
自己イメージを書き出し、マイナスをプラスに捉え直す
何がしたいのか?
何ができるのか?
何を必要とされているのか?
この3つの要素が重なるところが強み
理想の自分像を書き出そう
一年後のなりたい自分は?
ーーーー感想ーーーー
この仕事は何のためにあるのかを見抜く知恵と経験
五つの意識を正しく持つための判断力
新しいマナーを身につける記憶力
繰り返し行って経験値を身につけるための時間
こういったことが必要とされているのかな、と思いました。
今の能力と時間の中で、意識して育てていけたらいいなぁと思いました。
電話対応や話す順序は、相手や場合によって必ずしもこうとは言い切れないこともあると感じました。
先に複数の相手の都合が悪い日を聞いておいて、こちらで調整して、改めて連絡することも。
ノウハウは経験しないと、本を読むだけでは難しい。失敗しながら恥をかきながら、それを活かせるように次の機会を待つしかないですね。
ドリームマップや、未来像は、新たなこだわりや執着をうみそうなので、少し保留にしました。
生活習慣を安定させた上で、求められるように柔軟に自分を変化させて生きられたら苦しくないのかなと思います。
自分の生活と仕事、バランスをとりながら、周りの人を安心させたり、笑顔にできるような人でいられますように。幸せは3人先まで伝染すると聞きます。
自分自身が、笑顔でいられますように。